昨年映画館で鑑賞した映画は約60本、そのほとんどがシネマイーラ。
シネマイーラは昨年10周年を迎えそのパーティーも参加しました。
エゴラッピンや他のライブ、旅行、家を空けることも多々ありました。
先月の24日も相方と鶯谷へエゴのライブへ出かけ深夜に帰宅。
年末年始も、お出かけ用事が多く、留守にする時間が多かった。
年末年始休暇が終わり日常が戻ったころ
トルシエが旅立った。
これがもし、お出かけの際中だったら?
映画を観ていた時だったら?
酔っぱらって帰ってきた時だったら?
きっと悔やんでも悔やみきれません。
そう考えると、
彼はタイミングを計ってくれていたとしか思えません。
ごめんねって、謝りながら送らせることをさせなかったのです。
トルシエのまだ温かみのある亡骸を毛布でくるみ
お世話になっていた獣医さんへ報告に行くと
「大往生でしたね」とスタッフの方と共に涙を流してくださいました。
よく頑張っていましたよって。
補液通院したばかりですものね。
奇跡の猫は、旅立ち方も奇跡でした。
先日の木曜日は昨年から楽しみにしていたオペラ。
やめようかなと悩みましたが
初七日も過ぎているから行ってらっしゃいと、トルシエに言われました。
今月予定していたこと、キャンセルすることなく楽しんでね、
そう彼が言ってくれているように感じるのです。
旅立つ当日もしっかりトイレに行っていた証し。
猫砂が一粒ついていました。
我が家に来た頃から今までの写真を見返すと、
本当にギリギリの命で過ごしていたんだなと実感しました。
腎不全でいよいよ、って時は前兆があるものと信じていた私には
当日の朝だってそんなこと微塵も感じとりませんでした。
ゼンマイの時計がカチッと止まってしまったような
そんな旅立ちだったのかもしれません。
半分以下になってしまった体重で
最後まで凛としていたトルシエ。
私にお世話をさせなかったトルシエ。
そうそう、11月にお漏らしをして、拭いてあげようとしたら私の手をガブっと!
ほんの些細なキズだったけれど、トルシエと私の生体的な相性は最悪なので
腫れ上がって大変でした。
でもそのあと、お漏らしは一度もなかったの。
彼のプライドですね。
まぁ、なんて可愛かったんでしょう~
カメラを向けられるのが大好きなトルシエでしたね。
この頃から媚びない「凛」とした姿がトルシエらしさになってきました。
ホント、とにかくじっと見るのがお得意でしたね。
初七日の翌日、不謹慎なのかもしれませんが予定通りオペラ鑑賞
もしこの日にトルシエの体調がよくなかったらきっとやめています。
そう考えると、やっぱり彼はタイミングを計ったのです。
そして20日はららぽーとでしっぺい誕生祭。
カパルに会ってみたくて、こちらもお出かけ。
トルシエがいないことは寂しく、まだ慣れないけれど
ありがとうと感謝の思いと
彼の旅立ち方に敬意を表して
前を向いて過ごしています。
そして、ヨーダ。
今まではトルシエがご飯を食べないと一緒にストライキをしていましたが
一人でもちゃんと食べるようになりました。
寂しがらないように、超甘々にさせています(特に相方が)
残されたものが重いペットロスにならないように
トルシエの願いはそこにあったのかもしれない。
トルシエ、めっちゃカッコいいよ!
本当にありがとう!