2014年11月01日14:21
診断結果≫
いきなりですが

新聞でかくれんぼするのが大好きだったあきつ。
一昨日
「火曜日まで待てないから、今夜診ます」と、獣医さんが時間を調整してくださったため
一昨日夜、あきつを連れ訪静岡。
診断結果はグレー。
と言っても、限りなく白に近いグレー。
急を要するものでないことと、現時点ではメラノーマの疑いは薄いとのことでした。
ご心配をいただき本当に感謝しております。
気遣って下さるお言葉にどれだけ勇気をもらったかわかりません。
ありがとうございます。
以下、診察の詳細になります。
少し長くなりますので、面倒な方はスルーしてくださいね。
まずは視診。
少し瞳孔が開いているかな?って感じ。虹彩もはっきりと左右で違う。
歩行状態はOK。
次に触診。
下顎リンパ、腋窩リンパ、腹部など、腫脹や腫瘤は蝕知されず、防御反応もない。
そして、眼球の検査。
まずは眼圧。右眼:19 左左眼:22~24
やはり、眼圧が高くなって緑内障の症状が出ている。
「緑内障というのは症状であって、どこに原因があるのかが問題」
これがメラノーマからくるものなら、もちろん摘出も視野に入れなくてはいけない。
しかも転移性の高いものなので、原発巣としての眼球と摘出したところで
食い止められるレベルかどうか難しいことがある。
次は眼底検査。
網膜も、視神経乳頭もとってもきれいだそう。
ボコボコしたり、陥凹したりは全くない。
そして、エコー検査。
眼球に直接プローブを当て、画像診断をする。(ビックリ!)

眼球に直接当てるんだ・・・・
しかもいろんな角度から、白目のところまで・・・
画像を見ながら、チン小帯のところに影があると・・・

でも、急性のものでもなく、嫌な姿もしていないと。
悪性のもととは考えにくいとの判断。
でもこれが原因で眼圧が上がっている可能性もある。
次に、身体のエコー検査。
膀胱の結石がしっかり写っている。
(やっぱり石があったんだ)
↑ いつもの獣医さんは石は大丈夫と言っていたぞ!
右の腎臓にも石、左はクリア。
肝臓などの内臓系もエコーで確認。
石以外の不穏な影は見られず。
そして、血液検査。
貧血、腎機能・肝機能などの項目をチェック。
取り立てて心配な数値はない。
もしかしたらトルシエより健康体の数値。
そしてレントゲン写真。3方向からの撮影。
今のレントゲン画像ってすごいのね、鮮明さにびっくり。
こちらにも怪しいものはなかった、腫瘍としては・・・
写っていたのは第7腰椎の関節炎。
かなりひどいらしく、カルシウム沈着もしているそう。
ウンチとガスも溜まっている(便秘ぎみっだたしね)
そして驚いたのが肋骨にあったたくさんの微細骨折痕。
どれも昔の怪我のようですが、これには母も私もびっくり。
「いったい何時?」
「抱っこしない方がいいの?」など質問攻め。
検査&診察から考えられる今回の症状の原因は、
食欲減退、便秘気味、嘔吐、元気が無いのは
腰椎の関節炎のため。
ウンチをしようとしても腰が痛くて踏ん張れない、
腰が痛いから動きたくない、
ウンチとガスが溜まっているから食欲がわかず、吐いてしまう。
おしっこに血が混じることについてはやはり結石のせい。
肝心の眼について。
総合的に診て黒色メラノーマとは考えにくい。
虹彩母斑、色素過剰沈着なのではないかとのこと。
ただ、眼圧の上昇や、チン小帯の影が存在することは事実。
どこまでを後追い検査をしていくかがこれからの課題。
今、あきつに出現している症状は
おそらく関節炎からくるものと、結石からくるもの。
眼からくるものの症状はないと思われるし、あきつ自体も何ら目を気にしていない。
先ずは、消炎剤と鎮痛剤で痛みと炎症の除去。
ロイカナペーハーコントロールを
ペーハーコントロールゼロへ変更する。
次回診察時、眼圧と影がどう変化していくか経過観察。
ひとまず、ホッとしています。
本当にありがとうございました。
血液検査結果 ↓


新聞でかくれんぼするのが大好きだったあきつ。
一昨日
「火曜日まで待てないから、今夜診ます」と、獣医さんが時間を調整してくださったため
一昨日夜、あきつを連れ訪静岡。
診断結果はグレー。
と言っても、限りなく白に近いグレー。
急を要するものでないことと、現時点ではメラノーマの疑いは薄いとのことでした。
ご心配をいただき本当に感謝しております。
気遣って下さるお言葉にどれだけ勇気をもらったかわかりません。
ありがとうございます。
以下、診察の詳細になります。
少し長くなりますので、面倒な方はスルーしてくださいね。
まずは視診。
少し瞳孔が開いているかな?って感じ。虹彩もはっきりと左右で違う。
歩行状態はOK。
次に触診。
下顎リンパ、腋窩リンパ、腹部など、腫脹や腫瘤は蝕知されず、防御反応もない。
そして、眼球の検査。
まずは眼圧。右眼:19 左左眼:22~24
やはり、眼圧が高くなって緑内障の症状が出ている。
「緑内障というのは症状であって、どこに原因があるのかが問題」
これがメラノーマからくるものなら、もちろん摘出も視野に入れなくてはいけない。
しかも転移性の高いものなので、原発巣としての眼球と摘出したところで
食い止められるレベルかどうか難しいことがある。
次は眼底検査。
網膜も、視神経乳頭もとってもきれいだそう。
ボコボコしたり、陥凹したりは全くない。
そして、エコー検査。
眼球に直接プローブを当て、画像診断をする。(ビックリ!)

眼球に直接当てるんだ・・・・
しかもいろんな角度から、白目のところまで・・・
画像を見ながら、チン小帯のところに影があると・・・

でも、急性のものでもなく、嫌な姿もしていないと。
悪性のもととは考えにくいとの判断。
でもこれが原因で眼圧が上がっている可能性もある。
次に、身体のエコー検査。
膀胱の結石がしっかり写っている。
(やっぱり石があったんだ)
↑ いつもの獣医さんは石は大丈夫と言っていたぞ!
右の腎臓にも石、左はクリア。
肝臓などの内臓系もエコーで確認。
石以外の不穏な影は見られず。
そして、血液検査。
貧血、腎機能・肝機能などの項目をチェック。
取り立てて心配な数値はない。
もしかしたらトルシエより健康体の数値。
そしてレントゲン写真。3方向からの撮影。
今のレントゲン画像ってすごいのね、鮮明さにびっくり。
こちらにも怪しいものはなかった、腫瘍としては・・・
写っていたのは第7腰椎の関節炎。
かなりひどいらしく、カルシウム沈着もしているそう。
ウンチとガスも溜まっている(便秘ぎみっだたしね)
そして驚いたのが肋骨にあったたくさんの微細骨折痕。
どれも昔の怪我のようですが、これには母も私もびっくり。
「いったい何時?」
「抱っこしない方がいいの?」など質問攻め。
検査&診察から考えられる今回の症状の原因は、
食欲減退、便秘気味、嘔吐、元気が無いのは
腰椎の関節炎のため。
ウンチをしようとしても腰が痛くて踏ん張れない、
腰が痛いから動きたくない、
ウンチとガスが溜まっているから食欲がわかず、吐いてしまう。
おしっこに血が混じることについてはやはり結石のせい。
肝心の眼について。
総合的に診て黒色メラノーマとは考えにくい。
虹彩母斑、色素過剰沈着なのではないかとのこと。
ただ、眼圧の上昇や、チン小帯の影が存在することは事実。
どこまでを後追い検査をしていくかがこれからの課題。
今、あきつに出現している症状は
おそらく関節炎からくるものと、結石からくるもの。
眼からくるものの症状はないと思われるし、あきつ自体も何ら目を気にしていない。
先ずは、消炎剤と鎮痛剤で痛みと炎症の除去。
ロイカナペーハーコントロールを
ペーハーコントロールゼロへ変更する。
次回診察時、眼圧と影がどう変化していくか経過観察。
ひとまず、ホッとしています。
本当にありがとうございました。
血液検査結果 ↓
この記事へのコメント
もう行かれたのですね。
火曜日まで待てないと思ってました!
目のことはとりあえず良かったですね。
それにしても 今どきの動物病院ってすごい。
こんなに施設が整っているんだっ!!
仕事のやりくりして 思い切って行って良かったね♪
火曜日まで待てないと思ってました!
目のことはとりあえず良かったですね。
それにしても 今どきの動物病院ってすごい。
こんなに施設が整っているんだっ!!
仕事のやりくりして 思い切って行って良かったね♪
Posted by ゆみりんにゃん at 2014年11月01日 15:34
とりあえずは良かったですねぇー もう大丈夫までは不安心配はあるものの、 猫ちゃんたちに向けるヒマラジアンさんの愛情が克服と今まで通りの幸福を運んでくれますよ。 長い文章にも納得(^^)道中もお疲れ様でしたね。
Posted by KAKA
at 2014年11月02日 06:33

ゆみりんにゃん様
はい、行ってきました。時間を調整してくれた獣医さんに感謝です。ここの先生は、再生医療(幹細胞治療)にも力を入れているため、トルシエのことも時々相談したりもします。
しかし、眼球のエコー検査は本当にびっくりしました。なにより、あきつがおとなしく受けていたのも驚きです。
本当に本当にホッとしました。
はい、行ってきました。時間を調整してくれた獣医さんに感謝です。ここの先生は、再生医療(幹細胞治療)にも力を入れているため、トルシエのことも時々相談したりもします。
しかし、眼球のエコー検査は本当にびっくりしました。なにより、あきつがおとなしく受けていたのも驚きです。
本当に本当にホッとしました。
Posted by ヒマラジアン
at 2014年11月02日 07:04

KAKA様
ご心配をいただきありがとうございます。
KAKAさんがおっしゃる通りもう大丈夫、までは不安もありますが、今まで以上にあきつの状態へ目を配ることができるようになったことは、きっと、あきつと一緒に過ごせる時間を長くすることへ繋がったと思います。
やっと出たウンチがいとおしくなっちゃったもの。
ご心配をいただきありがとうございます。
KAKAさんがおっしゃる通りもう大丈夫、までは不安もありますが、今まで以上にあきつの状態へ目を配ることができるようになったことは、きっと、あきつと一緒に過ごせる時間を長くすることへ繋がったと思います。
やっと出たウンチがいとおしくなっちゃったもの。
Posted by ヒマラジアン
at 2014年11月02日 07:11
